1974年米ヴァージニア生まれ。シンガー・ソングライター兼プロデューサー、そしてピアノ、キーボード、ギター、ベース、ドラムを弾きこなすマルチ・アーティスト。
マイケル・ユージン・アーチャーはディアンジェロという粋なステージ・ネームを採用すると、1995年に革新的なアルバム『Brown Sugar』をリリースした。21歳という若さでR&Bのサウンドを変貌させ、ネオソウルという全く新たなジャンルを生み出したディアンジェロ。
2000年にアルバム『VOODOO/ヴ―ドゥー』をリリース。ヒップホップ、ソウル/R&B、ジャズを革命的なスタイルで取り入れた本作で、第43回グラミー賞最優秀R&Bアルバムを受賞。
非常に寡作なアーティストであるにもかかわらず、ジャンルや世代を超えて多くのアーティストに影響を与え続けている存在であり、2014年末に発表された最新アルバム発売時には映画監督のスパイク・リーや、ファレル・ウィリアムス、アリシア・キーズ、ジャスティン・ティンバーレイク、マーク・ロンソン、ジョン・メイヤー等数多くの著名アーティスト/クリエイターが惜しみない賛辞を送った。
レイ・チャールズが安酒場の雰囲気と日曜の朝のゴスペルを融合させたように、ディアンジェロは南部のソウルと東海岸のヒップホップを融合させて、まったく新たな、恍惚の音楽を創り上げた。