カナダを拠点に活動する彼は、2010年からケイトラダムス名義活動を開始し、2012年から現在のケイトラナダ名義として数々のブートレグ・リミックスを発表。
soundcloudやBandcampなどインターネット上で発表したリミックスで徐々に注目を集め、ジャネット・ジャクソン、エリカ・バドゥ、クレイグ・デイヴィッド、メアリー・J.ブライジなど数多くの人気リミックスを発表してきた。
2014年からは楽曲プロデュースにも関わり、ケンドリック・ラマー、モブ・ディープ、ゴールドリンク、ジ・インターネット、アンダーソン・パーク、タリブ・クウェリ、トーキオなど数々の注目アーティストを手がけ、2016年5月には待望のデビュー・アルバム『99.9%』をリリース。
XL Recordingsからデビュー・アルバム『99.9%』をリリース
デビュー・アルバム『99.9%』のリリース元はアデル、ヴァンパイア・ウィークエンドが所属し、タイラー・ザ・クリエイターやM.I.A.など話題の新人を輩出してきたXL Recordings。
アンダーソン・パーク、シド、ゴールドリンク、クレイグ・デイヴィッド、アルーナジョージ等多数のゲストを迎えた本作は全米ダンス/エレクトロニック・アルバムチャート2位を獲得、更に「カナダのグラミー賞」こと”Juno Awards”でエレクトロニック・アルバム・オブ・ザ・イヤーにも輝く。
2018年に入ってからはロバート・グラスパーとのコラボレーションリミックスEP『ザ・アートサイエンス・リミキシーズ』を発表、またジ・インターネット最新シングル「ロール」のリミックスなども手掛け、11月にはRCAを新たに契約したことを発表。メジャー第1弾EP『ナッシン・ライク・ユー/チャンシーズ』をリリース後、さらに新進気鋭のアーバンソウル姉妹=VanJessを起用した「ディスファンクショナル」を発表するなどケイトラナダの快進撃は続いている。