在日ファンクの10周年を記念し、浜野謙太と中田亮の対談が実現
星野源ひきいるインスト・ロックバンド、SAKEROCKのトロンボーン奏者として最初に脚光を浴び、ミュージシャンとしてだけでなく俳優としても活躍してきた“ハマケン”こと浜野謙太。彼がリーダーを務める在日ファンクは、ジェームス・ブラウンが遺したファンク・スピリットを受け継ぎ、日本人として日本語でファンクをやることを追究している7人編成のバンドである。
去年はメジャー2枚目となるアルバム『レインボー』をリリースし称賛を集めたが、今年は結成10周年を記念するスペシャルな年であり、全国5都市を廻る対バンツアーを行う。「在日ファンク10周年まる見え対バンツアー」と題された同ツアーでは、福岡公演でペトロールズと、名古屋と大阪でD.A.N.と、札幌でスチャダラパーと共演し、東京での最終公演ではオーサカ=モノレールとステージを共にする。
今年、結成25周年を記念するオーサカ=モノレールは、ジャパニーズ・ファンクを牽引してきたレジェンドであり、在日ファンクが敬愛する大先輩。今回は3月18日(土)東京キネマ倶楽部で行われるライブに先駆けて、オーサカ=モノレールのフロントマン中田亮に、浜野謙太をインタビューしてもらった。日本でファンクをやる上での心意気、ジェームス・ブラウンの特徴的なダンス、在日ファンクのバンド名についてなど様々なトピックが登場し、見学させてもらったスタッフにとっても興味深い、英知とユーモアに富む会話が展開した。