2006年に他界した当時最高峰のヒップホップ・プロデューサーだった、 J Dillaの追悼記事。死亡した2月10日にあわせて追悼号を作成。 Qティップ、クエストラヴなど10人以上の関係者にインタビューし、Dillaとはどういう人間で、どのくらいの影響力があったか大いに語ってもらう。ヒップホップ界の異端児であったパブリック・エネミー。その特異なサウンドを作り出していたのはボムスクワッドと言われるプロダクション・チーム。ボムスクワッドに焦点を当てて、パブリック・エネミーの本質を探る。当時では革新的であったトークボックスを巧みに使い、Gファンクのサンプリング元ともなったロジャー・トラウトマン。メンバーであるZappや、関係者へのインタビューで、ロジャーの成功までの経緯を探る。