Wax Poetics Japan No.33の表紙を飾るアーティストは偉大なヒップホップMC、ザ・ノトーリアスB.I.G. !! 歴史に残るファースト・アルバム『Ready to Die』を徹底分析。1994年にデビュー・アルバム『Ready to Die』をリリースし、西海岸が主流だった当時の流れに東海岸の興隆を見せつけたビギー。その後、ロサンゼルスでパーティーの帰途に銃撃を受け、セカンド・アルバム・リリース前の1997年に死亡し、セカンド・アルバムは1,000万枚以上売り上げ、伝説のMCとなってしまった。今号ではデビュー・アルバム『Ready to Die』を中心にビギーの功績をまとめあげる。ビギーをこの世に送り込んだアメリカのエンターテインメント界の重鎮、パフ・ダディの現在のビジネス・スタイルを日本独自に調査する。90年代にヒップホップ・シーンで活躍したレジェンド、デラ・ソウル、ソウルズ・オブ・ミスチーフ、エルPのUS版翻訳記事も掲載。伝説的コンピレーション『Ultimate Breaks & Beats』シリーズを作ったブレークビート・ルーの独占インタビュー、初代ヒップホップMCコーク・ラ・ロック、R&Bシンガー・ソングライターでナズの元嫁ケリスの特集もあり、今号はストリート・レジェンド達がずらりと並ぶ永久保存版。